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虫入り琥珀

みなさんは、石のなかに何やら虫や木の葉などが入り込んだものをみたことがありますか?
琥珀は樹木の化石と呼ばれることがありますが、その樹木の化石のなかに別の化石、昆虫などの化石が封じ込められたものを「虫入り琥珀」と呼ばれます。近年、世界的に出回っているドミニカ共和国産琥珀には、良好な虫入り琥珀が多産することで知られています。

虫入り琥珀は、もともと液体で流動的な樹脂からできる琥珀のなかに、当時周辺に住んでいた昆虫などが入り込んでしまい、いっしょにかたまってしまったものです。したがって琥珀のなかからは、昆虫だけでなく、植物や種子をはじめとするさまざまなものが入りこんで時がとまったようにみえます。
トカゲや鳥の羽根など、また水や空気なども発見されます。
これらの化石には、樹脂に包まれて保護され、当時のそのままの姿を良好に保っているものもあります。この体内からDNAが検出されるものもあるのです。したがって、「虫入り琥珀」は、古代の世界の自然環境や生物の発達と進化を伝える重要な情報源なのです。

多くのパワーストーンと同様、琥珀には、古くからさまざまな愛や思いを伝えるとされる伝承があります。病気や悪霊を寄せ付けない石として、クリスタルと並ぶ代表的なパワーストーンなのです。
その円熟した深みのある色合いは、どれをとっても異なる微妙なもので、ひとうひとつ手にとって気に入ったものをお買い求めると本当に心の支えとなってくれそうです。

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世界中の琥珀

日本では琥珀(コハク)というと、岩手県の久慈地方で大量に産出される琥珀が良質であることもあり、特に知られています。
琥珀は、世界中で産出され、クリスタルと並ぶパワーストーンの代表的な存在となっています。主な琥珀の産地としては、シシリー、シベリア、メキシコ、ビルマ、日本の久慈や銚子などが有名です。また、近年、ドミニカ共和国産の琥珀が世界的に出回り、また良好な虫入り琥珀という珍しい琥珀が多産することで知られています。
中米ドミニカ共和国産の琥珀には、大型の昆虫や、行動の活発な爬虫類(はちゅうるい)が取り込まれた琥珀があります。たとえば、糸とんぼやトカゲなどが琥珀のなかにまさに封じ込められているのです。
これは大変珍しいもので、約3,000万年前のものといわれるものが産出されています。
琥珀のなかにどうして化石が閉じ込められてしまうのでしょうか?
琥珀はもともとは液体です。流動的な樹脂なのです。樹脂は、嵐や害虫に傷つけられた樹木の傷口から分泌されるため、まれに当時周辺にすんでいた昆虫などを包み込んでしまうことがあるのです。これが、ドミニカ共和国で産出されるような「虫入り琥珀」の主な成分となるのです。

世界で琥珀といえば、やはりバルト琥珀が著名です。琥珀大鉱床は、バルト3国〜デンマーク一帯の多国籍にわたる沿岸地方、つまり旧プロシャを中心とするバルト海沿岸地方に分布しています。なかでもロシア・カリーニングラード州北西部のサムランド半島には、世界の3分の2が埋蔵しているといわれています。

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